みその農園について

園長 仁木浩之

 

若い頃に暮らした小笠原諸島父島で人生観が180度変わってしまい、自然卵養鶏、自然栽培に出会ったことでスイッチが入りました。ひたすら「美味しい」を追求しています。

 

好きなこと:仕事とスポーツカーでのドライブとサッカー観戦。徳島ヴォルティスを応援しています。

 

1番の楽しみ:「おみせの日」に皆さんと会って話すこと。

1990年秋のことでした。当時料理人だった私が、徳島県海陽町の山中で出会った平飼い玉子に感動。「こんな玉子を使ってお菓子を作りたい」と考えた結果、1992年、実家に帰って平飼い自然養鶏を始めたのが、今の「みその農園」のスタートです。それ以前は、専業農家である私の両親が果樹や野菜を慣行栽培で作っていました。

 

地元小松島市櫛渕町には仁木という家が数軒あり、うちの屋号は御園(みその)。それで「みその農園」という名前になりました。

 

平飼い自然養鶏のかたわら、美味しいもの、安心して食べられるものを作りたいという思いにいたり、有機栽培での農作物作りを始めたのですが、自分が理想とするものにはほど遠く、試行錯誤し、思い悩んだ先に自然栽培がありました。

自然栽培での日々の仕事はそれまでと違ってほんとうに楽しく、またできた作物も感動的な美味しさで、充実した日々を過ごしていました。

ある時に「自立独立した仕事ということでいえば6次産業化しかない!」とひらめき、平飼い自然卵と自然栽培の作物を活かせるものはないだろうか?と考えたときに、妻のお菓子作りが始まりました。

幸いなことにその2年後の春、隣町に産直市「あいさい広場」ができることになり、オープンとともに参加しました。

私は自然栽培、妻はお菓子作り。やりがいはあるし楽しいし、無我夢中で仕事と向き合っていた頃に転機が訪れました。それは「とくしまマルシェ」出店のお誘いでした。

お客さまと対面での販売は想像以上に楽しくて、それまで以上に充実した日々となって行きました。さらには、仲間達と立ち上げたオーガニックマーケット。そして今現在の「おみせの日」へ。

 

感謝の気持ちを忘れず、ワクワクしながら自分たちのやりたいことに次から次へと挑戦していたら何故だか必要な時に必要な人やものが集まってきて、気がつけば今のような形態になっていました。

他人事のようですが、この先まだまだ挑戦は続いていくと思います。

豊かな自然が残る四国、徳島県小松島市。四国霊場第十九番札所、立江寺(たつえじ)からほど近い山麓に「みその農園」はあります。

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